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愛知室内オーケストラ

2023年12月19日 15:36

愛知室内オーケストラでのリハーサルが
始まりました。

シューマンのマンフレッド序曲、
ピアノコンツェルト、ベートーヴェンのSymphony7番と名曲揃いです。

ドイツ生まれのシューマン(1810-1846)は出版業を営む父のもと裕福な家庭で育ちました。
母が音楽好きなこともあり
シューマンも幼少からピアノを習っています。
16歳に父が亡くなり、母親の堅実な仕事をして欲しい(今も昔もかわらないですね)との
願いもあり法律家の学校へと進学します。
ですが、ピアニストとしての夢も諦めれず、
後の妻となるクララのお父さんにピアノを
習います。

マンフレッド序曲は1848年独唱.合唱とオーケストラのための音楽劇として作曲されました。
「マンフレッド」はイギリスの詩人バイロンの書いた詩劇です。
文学・詩的を愛するシューマンもこの作品について「マンフレッドほど、強い愛情と情熱をもって自分自身を捧げた作品は、ほかにありません」とのちに語るほどで独自の見解も盛り込んでいます。

ピアノコンツェルトは元々単一楽章「幻想曲」として1841年に作曲されました。素晴らしいピアニストである新婚クララのために作曲され
クララのピアノによって初演されました。
その4年後1845年にこれを改訂し、さらに2つの楽章が付け加えられました。
今回は世界最高の一人として確固たる地位を確立しているゲルハルト・オピッツさんが
ソリストとして演奏されますが、音楽における自然的解釈、美しさの中に儚さもあり、強さもあり、言葉で言い表せないほど素晴らしいです。また、ここだけの話、サンタさんに見えて
音のプレゼントをしてくれるみたいです。

ラストはベートーヴェン(1770-1827)Symphony7番、1811年に作曲された7番の
特徴は何と言ってもリズムという要素に特別な
重きが置かれている点です。
同一リズムの反復という手法が用いられ、
一定のリズム・パターンで作り上げています。


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